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溶接にも免許は必要?
2023/08/01
溶接士は、作業の種類によってはとても高度な技術を必要とします。
そんな時に技術を図るものとして、溶接士にも資格が存在します
今回は、そんな溶接士のさまざまな資格について初級・中級・上級に分けて解説していきます。
▼さまざまな溶接の資格
■初心者向け
まずは溶接士の基本とも呼ばれる「アーク溶接作業者」です。
これは、アーク溶接等の業務に係る特別教育と呼ばれる学科11時間・実技10時間の、合計21時間の講習を受講することで取得ができます。
また、アーク溶接の別に「ガス溶接作業者」と呼ばれる資格があります。
ガス溶接技能と呼ばれる、学科8時間・実技5時間の講習を受講し修了することで取得ができます。
■中級者
労働安全衛生法によって、ボイラーの製造や改造・修理などを目的に溶接するためには、資格が国家資格である「ボイラー溶接士」の資格が必要です。
普通ボイラー溶接士と特別ボイラー溶接士があり、両者とも学科試験と実技試験を合格する必要がある資格です。
■管理者
キャリアアップを目指している人に特にお勧めなのが「溶接作業指導者」です。
溶接作業指導者は、溶接をする作業員を指導する民間資格になります。
3日間の講習を受講し、筆記試験を合格することで取得できます。
講習の内容を理解していれば、ほとんど合格は間違いない資格です。
▼まとめ
今回は、さまざまな溶接士の資格についてレベル別に紹介しました。
皆さんもご自身に適したレベルの資格取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。