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溶接で穴埋めを行う際のコツについて
2023/03/02
部品の穴埋めを行いたいけど方法が分からない、コツを掴めていないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
溶接中に穴が開いてしまう場合も少なくありません。
ひとつの製品を作り上げるためには、穴埋めを行う必要も出てきます。
今回は、溶接で穴埋めを行うコツについて解説します。
▼溶接で穴埋めを行う際のコツについて
溶接にはさまざまな方法が存在しており、穴埋めを行う際はどのような溶接方法があるか知っておきたいところです。
早速ですが、溶接で穴埋めを行うコツを全部で3つ紹介するので、気になる方は一度チェックしてください。
■被覆アーク溶接
被覆アーク溶接で穴埋めを行う際、アークを切りつつ星を描くように1回溶接した場所から移動して、徐々に穴を埋めていくのがポイントです。
何度も星を描くように移動し、穴が埋まったらディスクグラインダーで磨いて綺麗に整えましょう。
■半自動溶接
半自動溶接で穴埋めを行う際、トリガーを引きながら星を描くように少しずつ移動し、穴を埋めていくのがポイントです。
穴が埋まったら、ディスクグラインダーで磨き、綺麗に仕上げてください。
■TIG溶接
まず、部品に空いた穴に合わせて丸棒を作ります。
次に丸棒を部品に空いた穴に入れたら、TIG溶接で溶接していくだけです。
溶接が済んだら、ディスクグラインダーで穴埋めを行った部分を磨いて綺麗に仕上げます。
▼まとめ
溶接を行う際、部品に穴が開くのに注意したいところですよね。
場合によっては、作業に大きな支障が出るかもしれません。
溶接方法によって穴埋めの方法が異なるため、注意が必要ですよ。
いざという時に備え、穴埋めのコツを押さえましょう。