配管工事にも耐用年数があるって本当?
配管工事は建物を建築する時に行い、その後は一生使い続けられると思われがちなのですが、実は配管にも寿命があるのをご存じでしょうか。
今回は配管工事の耐用年数について解説していきますね。
▼配管工事の耐用年数
電気や水、ガスなどを通す配管も、金属や塩ビなどでできた「物質」ですから、いつかは劣化して壊れる時がやってきます。
では具体的にどのくらい使えるかですが、耐用年数には「法定耐用年数」や「実使用年数平均」「実感年数平均」などいろいろな考え方があり、広く定められている耐用年数と実際に使える年数には若干差があります。
目安として「法定耐用年数」で考えると、配管の耐用年数はおおむね「15年前後」とされています。
もちろん15年が経過したらすぐに壊れるわけではありませんが、このくらいの年数が経ったら劣化具合を確認しておいたほうが良いでしょう。
■壊れる前に対処しよう
家庭で使う電化製品や家具などは、完全に壊れてから買い替えるのが普通ですよね。
しかし配管工事については、まだ使える状況だとしても早めに対処することをおすすめします。
配管を使って供給されるものは、電気やガス、水、冷却材やプラントの資材など、少し供給が途切れるだけで大きな不便や損害が発生するものばかりです。
完全に壊れてしまってから修理することもできますが、修理中は設備を利用できませんから家や工場の機能が完全に失われてしまいます。
こうした事態を引き起こさないためにも、配管の耐用年数を過ぎたらこまめに点検を行い、修繕の計画を立てることをおすすめします。
東海工業株式会社でもプラントの配管工事業者として点検や修理を随時承っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
▼まとめ
形のあるものは、いつか必ず壊れます。
配管もそれと同じで耐用年数がありますから、修繕計画を視野に入れつつ大切に利用していきましょう。