配管工事の作業手順について
プラントにはいろいろな配管が設置されていますが、どのような手順で施工が行われるのかをご存じの方は案外少ないと思います。
今回は配管工事の作業手順について解説していきますので、実際の工事を想像しながら読んでみてくださいね。
▼配管工事の作業手順
配管工事は、以下のような手順で作業が進められます。
①材料搬入
②管の切断とねじ切り
③管端処理
④ねじ加工
⑤接着シール剤塗布
⑥管の接合
⑦防錆処理
⑧支持と固定
⑨稼動試験
①~⑥のように管を切ったり設置したりといった作業手順は、多くの方が想像できると思います。
しかし配管工事は、単に管を配置するだけでは完成しません。
劣化を防ぐために錆止めの処理を施し、液体や気体がしっかり中を循環するかどうかを確認しなければ、安全なプラント構築はできませんよね。
配管設置はもちろんのこと、プラントが万全な状態で稼働するという確認作業までが、配管工事業者の作業手順と言えるでしょう。
■発注側からの確認も必ず行おう
配管業者は常に万全の体勢で作業に臨みますが、施工前の確認作業ではご発注様側の協力も必要です。
施工前には必ず見積もり書に目を通し、不備のない設計になっていることを確認しましょう。
もし疑問点がある場合は業者側にご質問いただき、全ての内容を明瞭にした上で、施工に入る許可を出してください。
東海工業株式会社でも綿密な見積もり書や作業手順のご説明を行った上で、実際の作業に入らせていただいております。
▼まとめ
配管は普段はあまり意識されない部分ですが、プラントが安全に稼動するために重要な役割を果たします。
ぜひ信頼できる業者にご依頼いただき、安全でスムーズなプラント稼働を叶えてくださいね。